主にテレビの感想

題名：捜査一課　見当たり班　鷹子の眼

局：テレ東

原作：姉小路 祐

主な出演者：千石鷹子・・・岡江久美子、盛岡隆・・・黒沢年雄、三枝吾郎・・・高杉瑞穂、畑中真知子・・・保田圭、玉村弘志・・・大鶴義丹、若村エリ子・・・田中美奈子、篠崎仁美・・・酒井和歌子

備考：再放送（２００７年）

内容：指名手配犯の顔を記憶し探し出す「見当たり班」にいる千石刑事は、優れた記憶力で犯人を見つけ出す。ある日、銭湯で見かけた男が指名手配犯であると思い、資料を調べたところ、すでに自殺で死んでいる玉村という男だった。しかし先輩の盛岡刑事は、その男の死に以前から疑問を持っていた。

玉村は、家族を交通事故で失い、ほどなくエリ子というホステスと再婚した。交通事故を起こした犯人を殺したあと、車を爆破して自殺した。焼死体とエリ子が提出した玉村の髪の毛により、ＤＮＡで遺体が玉村と判定されていた。

千石刑事がエリ子に聞き込みに行くと、抗議された。その後エリ子は姿を消してしまう。

見当たり班が題材というのが興味深い。何百人もの指名手配犯の顔とデータを頭に叩き込んで、実際かなりの数の犯人を逮捕している、このデジタルの時代に素晴らしい能力を持った人たちです。すげーー！
刑事によって、覚え方がいろいろあるのですね。顔のどの部分の特徴をつかむとか、虫眼鏡を使って近づいてくる雰囲気をつかむとか。

で、玉村が死んだと騙された経緯ですが、こんな素人でもわかるような方法で騙されるとは情けないぞ。実際の警察はもっとしっかりしていることを祈る。そして酒井和歌子さんのようなやさしい班長がいればもっといいなあ。

しかし、千石刑事は記憶力はすごいけど、すぐ犯人に気づかれるし、一人きりで犯人に近づいて逃げられるし、そこは何とかしてほしいな。

いずれにしても、このような優秀な刑事がいるこの国では、逃亡なんてしちゃいかんな。

題名：終着駅シリーズ19　死者の配達人

局：テレ朝

原作：森村誠一

主な出演者：牛尾刑事・・・片岡鶴太郎、妻・・・岡江久美子、北野・・・篠田三郎、中町由美子・・・喜多嶋舞、秋野太作、佳代・・・山下容莉枝、平泉成、でんでん、京晋佑、中西良太

備考：再放送（２００６年）

内容：東京で一人暮らしの金原という老人が焼死する。しばらくして、富山で社長夫婦の放火殺人が起きて、隣の老女も死んだ。また数日後、女子高生の死体が近くの林で見つかる。牛尾刑事は金原と富山の老女に共通したものを感じて捜査する。金原の知り合いの北野佳代の家を聞き込みで尋ねたところ、離婚したということで夫がいた。

少し前、夫である北野は会社を辞めて富山に旅行をしていた。富山には二十数年前に泊まった宿があり、そこで誤って女を殺してしまったことがあって、そこに行ってみたからだった。しかし、宿はすでになく、近くで女子高生の死体が見つかったこともあり、あまり近寄れなかった。そこでたまたま中町由美子という若い女性と知り合うことになり、由美子が自殺しようとしていたのを説得した。その後由美子とは親しくなる。

牛尾刑事は事件の頃北野が富山にいたことを知り、北野は一瞬容疑者になる。由美子も怪しまれる。しかし、富山の事件は間もなく犯人がつかまる。東京の事件では、佳代が付き合っている年下の男に容疑がかかる・・・。

首絞めプレイって何がいいのかさっぱりわかりません(-_-;)

昔、人を殺した場所に行ってみたくなるものなんですかね。

でも、放火殺人が起きた隣の家のおばあさんが巻き添えで死んだことが気になって、ここから捜査が発展するなんて、ちょっと目の付け所が鋭すぎる気がする。

それから、由美子がたまたま旅行に来てて、たまたま知り合い、その由美子が実は昔殺した女のーーーって、そんな偶然あるんかい！いや、さらに、眼鏡ケースから北野元妻を割り出すのはいいとして、同じ眼鏡屋のケースを富山で夫が忘れて、それを旅館のオヤジが忘れ物品の整理をしているところに牛尾刑事がやってきて、見つけて・・・って、さらに、殺人現場に出くわした女子高生が殺されたが、最初に彼氏が疑われたのはいいとして、金原さんを殺した北野元妻の付き合ってる男の車を盗んだのがそいつなのはなんで？もーあまりにも偶然が多すぎてお腹いっぱいだ。

題名：北海道警事件ファイル　警部補五条聖子　過去からの脅迫者

局：テレ東

主な出演者：五条聖子・・・若村麻由美、木原岩男・・・竜雷太、芳村大地・・・石黒賢、木原音々・・・遊井亮子、片桐陽一郎・・・益岡徹、中西音々・・・松尾れい子、佃啓太・・・倉田てつを

備考：再放送（２０１２年）

内容：羅臼の展望塔の駐車場で男の遺体が見つかる。五条刑事は恋人と休暇中だが、現場に駆けつける。五条刑事は中標津の警察署に赴任したばかりであり、他の刑事とはここで対面することになる。

殺されたのは高見沢という、東京から来てレンタカーを借りて来ていた男だった。高見沢の泊まっていたホテルに女2人が写っている写真があって、そのうち一人が五条刑事と一緒に捜査している大隈刑事の知り合いだった。その女性はお見合いツアーで結婚して中標津の牧場に住んでいる女だった。その牧場に行くと、夫とその父がいて、アリバイを証言した。さらに捜査すると高見沢は中標津の病院の佃医師を訪ねていたことがわかる。佃医師もアリバイを主張するが、のちに嘘とわかる。さらに、佃医師と音々に何らかのつながりがあることがわかり・・・。

今回の若村さんはさばさばして男っぽくて、部下の心もバッチリつかみ、だけど彼氏大好きな女刑事です。しつこく書いてますが、きれい。彼氏の石黒さんはアウトドアの恰好が似合うね。一緒にキャンプ行きたいですわ～。

やっぱり、人物入れ替わりの際は、知り合いに会わないように、気を付けないといけませんね。それと、犯罪的な話をしているときに席を立つ際には、自分のコーヒーに毒など入れられないよう、ちゃんと見てないといけませんね。あと、現場にものを簡単に落とすのは気を付けないと。もうね、犯人たちが杜撰すぎるんですよ。まあ、中標津の風景が綺麗だから許すわ～。

題名：西村京太郎サスペンス　鉄道捜査官7

局：テレ朝

原作：西村京太郎

主な出演者：花村乃里子・・・沢口靖子、地井武男、今村恵子、野村祐人、長谷川朝晴、北沢由加里・・・吉本多香美、遊井亮子、大西次郎・・・飯沼誠司、山村紅葉

備考：再放送（２００６年）

内容：花村刑事は同僚とＳＬ列車の旅に行っていた。列車の中にはテレビクルーの団体と黒ずくめの女がいた。眺めの良い鉄橋を渡った後黒ずくめの女が消えて騒ぎになる。あとで、河原に死体があがる。名前は板倉涼子、金持ちの娘でブティックをやっていた。その頃、涼子の父も家で殺されていた。涼子は父に結婚を反対されて、涼子が父を殺して自殺したと思われた。しかし、涼子の父の会社の顧問弁護士である北沢由加里が言うには、すでに二人は入籍しているから父を殺すのはおかしいということだった。花村は涼子の夫である大西が働いている南アルプスに行き、涼子の死を伝えたところ、大西は叫び、泣いた。花村たちがさらに捜査したところ、列車内で人が消えたトリックや、涼子の姉が涼子といがみ合っていた事実にたどり着く。

大井川SL急行は静岡の大井川沿いを走っている鉄道です。ダムもあるけど、なかなか綺麗な風景やったな。

涼子の夫、爽やかだし、結婚したばかりの嫁が死んだことを知ってあんなに悲しんだのに、がっかりやな。叫んでた時ちょっと涙出てしまったのになぁ。まあ、途中で涼子がめちゃ性格悪いことがわかって、おかしいなとも思ったけど。

まあ、がめつい商売したり、周りにつらくあたるとろくなことないっちゅうことですわ。


大西が涼子とつきあうきっかけのシーン、大西とグルの津島が涼子をわざと襲って大西が涼子を助けるってところ、ぜんぜんパンチが当たってないし、なんか下手だぞーって思ったら、大西役の飯沼誠司さんてライフセーバーの人ですよね。なんでこんな爽やかな悪役やるんだぁ～？！