忍者ブログ

主にテレビの感想

テレビ・映画の感想・文句を好き勝手に書きます。よく見るのは、2時間ドラマ・サスペンス系・どろどろ系です。大人気ドラマについてはあんまり書きません(^_^;)

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


人気ブログランキングへ

松本清張生誕100年記念「駅路」

題名:松本清張生誕100年記念「駅路」
局:フジ
原作:松本清張 『駅路』
主な出演者:呼野・・・役所広司 福村慶子・・・深津絵里 よし子・・・木村多江  山崎・・・高岡蒼甫 小塚貞一・・・石坂浩二(特別出演)  百合子・・・十朱幸代
備考:再放送(2009年)
内容:昭和の終わり。銀行を退職した真面目な男小塚が失踪する。妻の百合子は捜索願を出し、呼野刑事が捜索することになる。捜査の結果、小塚は福村慶子という女と駆け落ちしたのではないかと思われた。それを呼野刑事が百合子に伝えたが、その直前、慶子は百合子と会っていたことがわかった。実は慶子は駆け落ちする予定だったが待ち合わせで会えず、小塚を探していて百合子の家に探りに来ていたのだった。慶子の従姉妹のよし子とその恋人山崎はスナックをやっていて、小塚との連絡係を何年かやっていた。小塚が行方不明であることについて、慶子は二人のことを疑う。


ゴーギャンの言葉:人間は絶えず子供の犠牲になる
生真面目に見える小塚ですが、ずーっと自分を殺して生きていたのでしょうか。
安定した生活があるのに、これを捨てて愛人の元へ行こうとする。
60ぐらいになると、こんな気持ちになるんでしょうか?
妻からしたらいたたまれませんよ!
犠牲になるのを拒むとき、すべて破壊するしかないんですよ!
結局ね、一生子供の犠牲になるしかないんですよ。(やけっぱち(^_^;))
木村多恵の演技がすごい。
昭和の終わりとともに事件が解決するところがもの悲しい。
【送料無料】駅路改版 [ 松本清張 ]

【送料無料】駅路改版 [ 松本清張 ]
価格:704円(税込、送料込)


人気ブログランキングへ

拍手[2回]

PR

松本清張没後20年特別企画「疑惑」

題名:松本清張没後20年特別企画「疑惑」
局:フジ
原作:松本清張「疑惑」
主な出演者:佐原千鶴・・・常盤貴子  白河球磨子・・・尾野真千子   岩瀬厚一郎・・・松重豊  加藤妙子・・・西田尚美  原山正雄・・・竜雷太  加藤善浩・・・近藤芳正  白河福太郎・・・柄本明
備考:再放送
内容:ある嵐の夜、一台の車が港に落ちた。車には金持ちの男白河福太郎とその妻球磨子が乗っていたが、球磨子だけが助かった。球磨子は前科もあり、保険金殺人で疑われる。
原山正雄という弁護士が弁護にあたる。原山は弟子にあたる弁護士の佐原千鶴を手伝いのため呼び寄せる。弁護を始めようという時に、原山がけがをしてしまい、千鶴が弁護を代わりに引き受けることになる。



この話はいろんなバージョンでドラマ化されている。私としては、佐藤浩市と余貴美子のバージョンが一番印象に残っていて、球磨子は悪役のイメージ、ストーリーはシリアスで暗いものと思ってしまうが、今回のバージョンでは、常盤孝子演じる弁護士が主役でどこか抜けていて雰囲気も少し軽い感じ。尾野真千子さんは元々悪人顔ではないので、裁判中の悪い態度に微妙に違和感もある。
裁判員制度が取り込まれていて、とても現代風。松本清張はどこへ?って思ってしまうが、それはそれで面白かった。
自分がこの裁判の裁判員だったら、有罪にするんじゃないか。なにしろ球磨子の態度が悪い。前科も酷いし、関係者の証言も迷惑なものばかり。まかり間違って冤罪だったとしても、球磨子が牢屋にいたほうが世間は安全♪
・・・なんて気持ちも少しあるが、そうもいきませんな。それにしても弁護士の先生は大変。球磨子が弁護士に何度かつっかかるシーンがありますが、周りの警官は止めるのが遅すぎる(^_^;)。被疑者はうそをつく。態度が悪い。弁護してるのに被告人に怒られる
保険金をもらいたいがために自殺とわかっていて事故に見せかけようとしたのか・・・?結末はそんな余韻を残して、一件落着な感じですね。このバージョンでは保険金ももらえないので、球磨子はまた男をだまして生きていくと思われる。
【送料無料】疑惑新装版 [ 松本清張 ]

【送料無料】疑惑新装版 [ 松本清張 ]
価格:567円(税込、送料込)


人気ブログランキングへ

拍手[1回]


松本清張没後20年特別企画危険な斜面

題名:松本清張没後20年特別企画危険な斜面
局:フジ
原作:松本清張「危険な斜面」
主な出演者:秋場文作・・・渡部篤郎  野関利江・・・長谷川京子  沼田仁一・・・溝端淳平  伊佐山徳司・・・赤井英和   西島卓平・・・中村敦夫
備考:再放送
内容:秋場文作は婿養子で平凡な一社員。野関利江はグループ会社の会長の秘書で愛人。二人は昔恋人だった。ある日再開したことをきっかけに再び付き合いだす。秋場は利江を利用して出世しようとする。利江が妊娠したことを秋葉に告げた結果、秋葉は利江に殺意を抱く。一方、利江には沼田という若い恋人がもう一人いて、秋葉の出現以来疎遠になっていた。ある時期から利江が行方不明になって、会長も沼田も連絡が取れなくなる。そんなある日京都で利江の死体が見つかる。沼田の独自調査と伊佐山刑事の協力で秋葉が捜査上に浮かび上がってくる。
このドラマの長谷川京子、本当にきれいですね。でも昔の恋人だからって、こんなふがいない男と付き合うんですかね。もっといい男がいるだろう。沼田のほうがいいと思うぞ。しかし、浮気してて「愛情で付き合ってる」なんて言う男は信用できませんな。
沼田の調査で吉野(秋葉の旧姓)の正体がわかるわけですが、秋葉の会社の喫煙所で秋葉の同僚の雑談をたまたま聞いて吉野に結びつくという、超ラッキーな展開です。やはり、会社の喫煙所で人の悪口を言ってはいけませんね。
冒頭の、秋葉が落とした500円玉を探してくれている沼田に「君が払って・・・」という、カッチーンとくるシーンにより、沼田のリベンジがより鮮やかになっております。秋葉の最後の顔は見ものでした。



【送料無料】危険な斜面新装版 [ 松本清張 ]

【送料無料】危険な斜面新装版 [ 松本清張 ]
価格:550円(税込、送料込)


人気ブログランキングへ

拍手[1回]


松本清張スペシャル 殺人行おくのほそ道

題名:松本清張スペシャル 殺人行おくのほそ道
局:フジ
原作:松本清張「殺人行おくのほそ道」
主な出演者:倉田麻佐子・・・菊川怜 西村五郎・・・細川茂樹 芦名隆子・・・床嶋佳子 杉村武雄・・・黒田アーサー 下沢江里子・・・畑野ひろ子 海野正雄・・・冨家規政 芦名信雄・・・鶴見辰吾 横山道夫・・・名高達男
備考:再放送
内容:麻佐子の叔母芦名隆子はデザイナー、叔父芦名信雄は植物学者。叔母夫婦は仲が良かったが、麻佐子が西村五郎と結婚する直前にあったとき、ぎくしゃくしているように見えた。その後、隆子が別の男とホテルにいるのを目撃したり、その男が殺されたりしたため、叔母の行動を疑う。その後も叔母に関係する人の連続殺人事件が奥の細道にかかわりのある場所で起こる。始めは叔母が怪しかったが、容疑者は二転三転し、最終的に真犯人と麻佐子に関する出生の秘密がわかる。
平日の2時からのワイドショーが無くなって2時間ドラマの枠になった。
わーい\(^o^)/
それはいいとして・・・
犯人らしき人がいっぱいいるんだけど、最後には「やっぱりお前かー」という結末だった。出生の秘密までは予想できなかったけど。前から菊川怜の演技が下手くそと思ってたけど、このドラマでは違和感なく見れた。でも、ところどころ、演じてる感が見えちゃうんだよね。
しかし、結末は悲惨だった。何も死ぬことなかったんじゃないかな。
叔母さんが途中で何もかもぶっちゃけてればよかったのになあ。



人気ブログランキングへ

拍手[1回]


潔子爛漫~きよこらんまん~ 9/23-9/27

題名:潔子爛漫~きよこらんまん~ 9/23-9/27
局:フジ
主な出演者:九堂潔子: 福田沙紀  有馬蒼太: 石垣佑磨  渋澤弥彦: 合田雅吏  二宮盛道: 高知東生  渋澤たつ: 赤座美代子  木村千代: 渋谷飛鳥  二宮隆道: 加藤慶祐  渋澤清太郎: 八神蓮  渋澤久仁子: 富永沙織  有馬嘉一: 五代高之  九堂文乃: 大鳥れい  木村八重: 比企理恵  木村権蔵: 金山一彦
備考:2013/9/23-2013/9/27
今週の内容:潔子は借金を返そうとするが無理だった。二宮に妾になれと言われたり、蒼太まで借金の利子を払わされたり、さらには蒼太の父が病気になったりして状況は悪化する。蒼太は実家の医院を手伝っているが、とても返せる金額ではない。渋澤が潔子との結婚を条件に借金をチャラにする。蒼太と潔子は二人で逃げようとするが、心を決めて渋澤と結婚した。しかし、渋澤は潔子を愛することはなく、お飾りだと言い放つ。渋澤の前妻の息子に襲われそうになったり、結婚生活は明るいものではない。一方、千代は二宮の息子と結ばれるが、彼は海外留学へ行き、自分の縁談も断り、一生結婚しないと決心する。蒼太は、新しいビジネスを始める。



私が、潔子だったら・・・やっぱり逃げられないなあ。医院の患者さんもいっぱいいるし、父ちゃんは病気だし、一応借金チャラにしてくれたわけだし・・・。とりあえず結婚しといてあとは渋澤の寿命が早く尽きるのを祈るだけだな。
渋澤は潔子を嫁にすることで、潔子に恩義を感じている大山という役人(もとは武家)
自分に有利になるように仕向けることができると考えている。そのとき、武家の誇りを利用した姑息な手段を使うわけだが、こういうの現代でもよくあるなーと思う。潔子はあくまでもまっすぐに生きていく、という筋書きだろうけど、実社会だとだいたい正直者がバカを見るんだよね。でも応援する。
千代さんはいよいよまっすぐな人になっていっているなあ。始めのころの千代さんはどこへ・・・。これほど変わる人はなかなかいない。



人気ブログランキングへ

拍手[2回]