主にテレビの感想

題名：隠蔽捜査2～果断～

局：テレビ朝日

原作：今野敏

備考：再放送

主な出演者：陣内孝則、柳葉敏郎、原田美枝子、杉本哲太、松重豊、平泉成、赤座美代子、津村鷹志、鶴田忍、名高達男

内容：竜崎（陣内孝則）は降格人事で警察署長になった。管内で強盗殺人事件が起きて、それを追っている間に犯人が小料理屋に立てこもっていることがわかった。発砲音が何度かしたので突入し犯人を射殺したが、犯人の拳銃には弾が入っていなかったことがあとでわかって問題になった。腑に落ちない竜崎と刑事が捜査した結果、犯人が昔起こしたストーカー殺人で殺された女性の家族が、小料理屋の人質だったことが分かった。

題名：水曜ミステリー9「新・犯罪交渉人　百合子」

局：テレビ東京

主な出演者：野々村百合子…市原悦子 　小寺薫…有森也実 　小寺拓…正名僕蔵 　向井真知子…岩崎ひろみ 　浪江慶四郎…永島敏行 　五十嵐敏子…濱田マリ 　児玉謙一…浜田学 　木下賢太…金山一彦 　栗原祐一…宝田明 　植垣啓子…長谷直美

内容：バスジャックが起きた。交渉人が交渉するがうまくいかず、すでに引退した交渉人の野々村百合子（市原悦子）が助けに来る。が、めちゃくちゃな交渉をしたせいで、ナイフを持った人質が犯人と争い、結果的には解決する。その後その人質は英雄となり、働いていたブラック企業で出世するが、バスでナイフを持っていたことがばれて英雄から転落し、首になる。この件とは別に妻はこの会社の社長に恨みがあり、夫婦の怒りが爆発。夫は立てこもり事件を起こし、再度交渉人が交渉することに。

居酒屋のブラック企業で働いている小寺という男が最初は英雄、最後は犯人となる。野々村さんが無茶な交渉をしたせいでバスの中で喧嘩が起きて、結局助かりましたが、ありえないやろ～。あと、２時間ドラマには昔の恨みがつきものだね。

このシリーズは市原悦子さんが好きでよく見るけど、実際あんな交渉人のおばちゃん居るんやろか。でも市原さんの声を聴くと心休まるよね。

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題名：おとり捜査官・北見志穂13

局：テレビ朝日

原作：山田 正紀

主な出演者：松下由樹、蟹江敬三、横山めぐみ、金子賢、坂上忍、森口博子、半田健人

備考：再放送

内容：裸でバスローブの死体が相次いで発見される。容疑者が自殺。捜査していくと、被害者の婚約者たちに接点が見えてきた。次の被害者と予想される女性が判明する。北見はその女性になりすましておとり捜査することになる。

始まって１０分くらいで犯人が予想できてしまう配役。それはいいんだけど、この刑事のコンビはいいですね。深い信頼感で結ばれていて、お互いに尊敬しあっていて、でも冗談もいいあえる。どんな仕事でもこんなコンビが組めればいいなあという、私の憧れであります。

さて、この連続殺人ですが、確かに復讐したくなる状況ではありますね。人を交通事故に合わせといて、勝手に帰っちゃうって、クソですよね。

教訓としては、運転手にちょっかいかけちゃいけない。交通事故を起こしたらすぐ警察に連絡。タダでアロマをやってくれると言われてもついて行っちゃいけない。ですね。

題名：花の鎖

局：フジ

原作：湊かなえ『花の鎖』

主な出演者：中谷美紀　 松下奈緒　 戸田恵梨香　 松坂桃李　 要潤　 筒井道隆　 草笛光子

内容：３つの家族がある。１つめ・・・夫婦。子供はまだいない。夫は建築事務所で営業として働いているが、実は自分で設計をしたい。あるとき自分で設計した図面をコンペに出したら、事務所の社長にアイデアを盗まれる。その後事故にあって死ぬ。

２つめ・・・大学の同好会で女の子が先輩と恋に落ちるが、その先輩は実は自分の父の敵だということがわかった。

３つめ・・・若い女の人。おばあちゃんが癌で入院中。毎年Kという人から花が送られてきているが、その正体は知らない。おばあちゃんの治療代をその人に頼もうとするが・・・。

この３つの話は同時に起こっているのではなくて、１→２→３の順でつながっているのであった。

まず、この３つの話は同時に起こってると思ってみていたら、時間がずれてるのねって気づいたところまではいいのですが、人間関係がわかりづらくて、「この人のお母さんがあの人でー、でこれは誰だ・・・」とか考えをまとめるのが１０分くらいかかり、その間もドラマは進んでるので、途中話が分からなくなった。まあ最後には全部つながったのですが、もうちょっとわかりやすくならないものか。公式サイトにも相関図はない。相関図だしちゃうとネタバレになってしまいますからね。

あと、２つめのストーリーで出てくるうるさい女子大生があまりにもうざくて見るのをやめたいぐらいだった。

全体的に、中谷美紀がきれいで演技も良いので、感情移入してしまうところがよかった。