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主にテレビの感想

テレビ・映画の感想・文句を好き勝手に書きます。よく見るのは、2時間ドラマ・サスペンス系・どろどろ系です。大人気ドラマについてはあんまり書きません(^_^;)

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大統領の執事の涙

主人公のセシルが生まれたのは1930年代かな。綿畑で働いていた黒人一家だったが、いろいろあって、主人公の青年はホテルで働くようになり、大統領の執事となる。大統領は何代も代わり、自分にもアメリカにもいろんなドラマがあり、彼はそれをずっと見つめる。

昔のアメリカの黒人差別がこれほどまでにすさまじいとは知らなかった。よく、南アフリカでは、公共の場の設備が黒人用・白人用にわかれていた、って聞いたことがあったけど、アメリカもそうだったことを知った。黒人は殺されても大して罪にならない、酷い言葉だけでなく暴力も受ける。あと、KKKというのかな、差別集団がマジで黒人の命を奪いにくる。本当に恐ろしい世界。

でもアメリカは変わった。映画では、大統領によって国の運命が左右されることがわかる。誰でもよいということはない。そしてとうとう、オバマさんが大統領になってるわけだけど、この映画を見た後では奇跡だってわかる。

セシルの家族の場面では苦悩がよく伝わってくる。子供は親の気持ちわからんよなー。

なんだか、アメリカの歴史の勉強をしたようだ。ケネディが殺されるところは、テレビで暗殺シーンをよく見るけど、この映画の流れでは泣いてしまった。
良い映画だった。でも、邦題は「大統領の執事」でいいのでは、と思う。






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